2011 鈴鹿Mini-Moto STクラス4時間耐久ロードレース

今年も参戦させて頂きました!Mini-Moto4耐STクラス!!
今年からは2人での参加が可能になり、僕は去年組ませて頂いたミニバイクEXPライダーK太さんとのコンビ。体重差もほとんどなく、かな〜り期待♪
とはいえ・・・二人とも1ミリもこのバイクに乗ってないんですよね・・・(汗)

毎年恒例の(?)突貫工事で前日までマシン整備に追われまくり何とか形になってレース当日(笑)
そもそもこうなる原因は鈴鹿サーキットが休日の練習走行日を全く与えてくれないのが原因なのだが・・・台数減少を食い止める気なんてないんでしょうかね?


さてさて、朝から各方面よりお手伝いの援軍が到着します。本当にいつもありがとうございます。
当日の朝からも作業はバタバタ続き・・・ピットの外を見るとなんと雨(TT)
1時間ほどで止んだが予選までの3時間で乾くかどうか・・・

予選開始30分前に急激に天候は晴れとなり、予選開始時刻にはほぼドライに近い状態でのアタックとなった。
予選アタッカーはK太さん。
前日に急遽交換したキャブレターの調子が今ひとつでエンジンの力がないようだ。
タイムの遅い集団に飲み込まれてしまい、なかなかアタック出来ない状況が続く。
後続からきたトップタイムの集団がこの状況を少し変えてくれて、あの不利な状況で10番手のタイムをたたき出す!!さっすが〜!!

そして予選終了後、30分のフリー走行でセッティングを変える作戦に。
K太さんが2周して僕に交代する予定。

んが・・・

そのK太さんが・・・

帰ってこない・・・(滝汗)

モニターには一瞬マシンを押すK太さんの姿が・・・

5分ほどしてなんとかマシンをピットまで走って帰ってきたマシンは・・・

フロント周り大破・・・(汗汗汗)

どうやらストレートで急な進路変更でハンドルを引っかけられ転倒したらしい。

治るのかバイク???

そして・・・今年も僕、ぶっつけ本番のバイクでいきなり決勝レースですかぁ〜〜〜〜〜〜〜
(泣)



マシンのダメージは思ったより金額的に大きく、ステム・トップブリッジ・フロントフォークの3点セットの交換。ちーん・・・

かっちゃんさんからFフォークを貸して頂き、ステムとトップブリッジは偶然持ってきていたまる〜さんの部品箱からゲットン!!

さくさくさく〜っとスペシャルなメカニックさん達が一瞬で治してくれました!この辺りは流石の一言っす。有難うございます。
無事にスタート前チェックを通過し、やれやれな気持ちになる暇もなくスタート進行は進んで行きます。

13時ちょうどにレースはルマン式でスタート!
ダッシュは良かったが2速3速の伸びがなく15番手くらい。

セカンドグループに捕まってしまいペースがあげれない様子。
11番手集団のまま1時間で僕に交代。

コースインしてマシンの状況を把握している時間もなく、おまけにコースインした所が下位チームの集団という最悪な展開・・・

2周程でその集団もピットインしていき、単独走行へ。
しばらくして3台の集団に追いつくが、ストレートで負けてコーナーでふんづまる展開がひたすら続く。
ラップタイムは3分27秒〜29秒台。
交代まであと10分ちょっとという所でブルーフラッグが提示される。


という事はトップグループが後ろからきている!
この波には乗らなければ!!!!!
と集中しながらトップ集団3台に追い抜かれ、それに飛びつく事に成功!

そこからはこの特急列車に3周乗せてもらいラップタイムも3分23秒と劇的アップ(笑)
でも、交代時間ギリギリまで引っ張ったがここでライダー交換。
またもや単独走行のK太さんも台風からの強風の影響でなかなかペースが上がらず・・・辛い展開が続く。

単独でタイムを出していけるエンジンパワーがなく、おまけにホームストレート・バックストレート共に超向かい風。
最後の僕のスティントを少し長めにして状況を変える作戦に変更。

K太さん無事に帰ってラスト65分でコースイン。
しかし、完全単独走行ではっきり言って「ヒマ」(笑)
周回遅れは現れるが、単独では抜かれる事もない。抜かれるとすればトップグループが後ろから来るぐらい。。。

んが、ラスト15分。
ブルーフラッグが振られていないのに、突如僕の横に現れたトップ集団2台+2台のグループ!!
不意をつかれたが、めっちゃラッキーなこの波にぶら下がる事にまたもや成功!!(笑)

一気に23秒台のラップタイムになり、目指すは一つ前の17秒差にいる9位!(ピットサイン情報より)

あまりトップ争いの邪魔をしないように・・・でも千切られないように・・・と気を使って走りましたが・・・
もう一台の周回遅れの子がこのトップ争いを邪魔しまくって冷や冷やもん(笑)
そして最終ラップ。

僕の頭の中では・・・

・トップグループの前でチェッカーを受ければもう1周出来て、ひょっとして9位より前のグループに転倒でも有るかもしれないな・・・

・でも、このトップ2台はシケインのブレーキング勝負でかなりきわどい勝負をするだろうし、シケインで抜いてもうちのエンジンパワーではゴールまで前にいられないかな・・・

・でも・・・監督から「刈ってこい」って言われたしな(爆)

とかなりの葛藤がありましたが、ここはやはりトップグループの邪魔をするのは礼儀知らずという事で、おとなしくトップ集団の中でゴールさせて頂きました。

決勝結果:10位/54台

超突貫工事で仕上げ損ねたマシン、1mmも乗っていないライダー2人でこの成績だったらBESTじゃないでしょうかね!

毎年恒例ですが、来年こそはもっと準備して挑みたいと思います(笑)

お手伝い頂きました皆様、本当にありがとうございました!