自転車乗りこそロルフィングを受けろ!!

という記事を見つけた僕がお世話になってるロルファーのASAKOさん。
和訳してー!と御願いしたら頑張って翻訳してくれました!!

アメリカのプロ選手ですかね?
書いてある事は共感する事が多かったですね〜。
面白かったので皆さんもどうぞ〜。


バイクモンキー(Bike Monkey)というアメリカの自転車雑誌にロルフィングSI®に関する記事が載っていたのでご紹介します。
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自転車乗りのためのロルフィングSI®:もっと酸素を  by Yuri Hauswald
自転車乗りは極端に長時間同じ姿勢で過ごし、何千回もの同じ動作の繰り返しがある筋肉のグループに制限を加えてしまっていくことで、彼らは最大限の身体的可能性を発揮できなくなっていく。 身体統合としても知られる、ロルフィングSI®は筋膜の癒着(不健康な組織の固まり)をほどき、筋肉と骨がバランスのとれた関係に戻りより効率的に働けるようにする。 身体統合はその人の姿勢や身体の構造を改めるだけでなく、姿勢による痛みや関節の問題を改善たり、機能性や、調整、柔軟性を上げる事により運動競技の成果を増強する。

多くの年月をカイザーの疑似ヘルスケア流れ作業 〜 最初の医者が診療室にピュっと入ってきて、あなたの名前や、もっと重要なあなたの健康の歴史を知る暇もなく、半狂乱でちらっとあなたのカルテを見て、彼はただ次の被害者、いや患者が一刻も早くそこへ入ってこれるように、あなたにさっさと診察室から出て行って欲しい 〜 に乗っかってきた私にとって、ロルファーのクインと2時間の面談は嬉しい驚きで、私達は自転車乗りのためのユニークな組織マニピュレーションのプログラムについて話しあった。 最初の面談が終わって、私は彼の私に対する健康の歴史に対する質問や、彼の鋭い観察を通して、クインは8年以上も通っていたカイザーの医者よりも私の身体の事をわかってくれたト感じた。 私は彼の仕事に対する知識の深さ同様、ロルフィング®に対する情熱、そして、この組織マニピュレーションがプロの自転車乗りとしての私を助けるだろうと自信を持っている事に感銘を受けてそこを出た。

セッション1のゴール: 酸素と血流を増やす

クインはまず私を普通に立たせ、骨盤が前傾(少し前が凸のカーブ)していて、それによって肋骨が横隔膜の上に少し崩れ落ち、それが酸素を取り込むのを制限しているという事を観察した。クインは骨盤がもっと自然な位置に来れば、横隔膜がより水平面にくるだろうし、そうなれば自動的に肋骨も上へ上がるだろうから、肺の体積/容量が増えるだろう、と私に言った。 いい感じじゃないか!

私はマッサージテーブルに横になり、クインは肋骨周り、横隔膜周りに組織マニピュレーションを施し始め、それは深い鼻からの吸気とゆっくりとした口からの呼気とも調整がとれていた。ロルフィングのような深部組織ワークは痛みが伴うと聞いていたが、実際には、ほんの一時的で軽い不快さはあっても、その後には緩んでいく心地良い感覚があった。

次は、お尻の骨から脚の外側を通って膝頭までつながっている、腸脛靭帯で、私はいつもそこが固く、自転車に乗り始めるとき良くちょっと不快な感じがある。この段階の意図は、腸脛靭帯に働きかける事によって大腿上部全体の大腿筋膜(結合組織)を緩めることだ。 クインは、組織を深く診ながらそこが緩み終わったら、腸脛靭帯により働きかけで開いたハムストリングへと移った。どちらのエリアも、それらを固まらせている癒着を緩めるため、クインは筋肉の上ではなく、筋肉の間にワークした。

施術は進み、鎖骨 〜 自転車乗りは長時間前かがみでいるので圧縮されている事が多い部分 〜 クインはこの自転車選手が一番良く骨折する脆い部分(Scott Nydam(BMC) とか Lance(Astana) とかが証拠)にもっと柔軟性と可動性と持たせるために特別な技を使った。

最後は背中。数えきれないほどの長時間上半身を前傾させていたため、筋肉が外側に開いていき、それが多くの自転車乗りがそうであるように背中が丸まった姿勢にさせていきかねないのだ。 クインの背中の筋肉組織への施術は深く安定していて、筋肉を元の所へ戻すようにデザインされていた。

1時間半にわたるテーブルの上での施術のあと、クインは私を立たせ、その日最後の施術をした : トラッキング。 私は肩幅より狭い足幅で立ち、クインは私の目の前に座っている。彼は彼の脚の親指を私の距骨(足の一番上の小さい骨)の上に乗せ、私にスクワットさせた。彼は同時に私の四頭筋を膝頭のすぐ上でつかんだ。このユニークな最後のワークは強いボディーワークを受けた後の患者がちゃんとグラウンディングできるようにするものなのだ。

私はエンドルフィンに浮かび恍惚でぼんやりしながらクインのオフィスを去り、この自転車の成績を上げる助けになるであろう構造統合の旅の始まりに興奮した。

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